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行動療法



まず行動療法を行う前に自分の問題となってる行動は何なのかを整理し、それが何によって生じ、どのようなことによって持続しているのかを解明します。そしてどのような行動をしたらいいのかを決めます。

行動療法にはいくつかの種類があります。

1.系統的脱感作法

恐怖症や不安障害に適用されている技法です。不安や恐怖を喚起する場面、例えば電車に乗ると不安感じるといったことをいくつか挙げてもらい、最も不安を感じる出来事から、弱い物までの階層表を作ります。
もっとも不安があるものを100、まったく不安を感じないものを0とします。そして10間隔で表を作成します。
広場恐怖の人ならこんな感じです。

ちょっと家をでてみる
20 空いている場所にいる
60 人通りの多い場所に行く
100 満員電車の中にいる

これは人それぞれですので、自分で考えて0から100まで作ってみてください。

そして、心身をリラックスさせる方法(自律訓練法や催眠法など)をしながら、まず、
不安の弱いものを繰り返し思い出してもらい、その後リラックスさせることを繰り返すことで不安を取り除いていきます。不安が弱いものがクリアできたら、その次に不安を感じることに取り組みます。このように、徐々に不安を解消していくのが系統的脱感作法です。

2・フラッデイング法(暴露・反応妨害法 )

この技法は、
いきなり患者が不安を感じる場面に長時間直面させる方法で、 フラッデイング法と言います。不安場面に長時間直面することで、実際は不安に思うような出来事は起こらないことを学習させて、不安を取り除きます。不安に耐えられたときは何か賞賛の言葉や御褒美的なものを与えたらよいと思います。ただし、逆効果の時もあるので慎重に用いられる必要があります。(下手するとよけいに不安になりかねません)

3・オペラント条件付け法


オペラント条件付けとは、例えば「ボタンを押したらお菓子が出てくる」装置があったとしましょう。ボタンを何回も押しているうちに「ボタンを押すとお菓子が毎回出てくる」という「学習」ができてきます。これがオペラント条件付けです。
このことを利用し、望ましい行動を強化し行動変容を目指す方法です。
例えば、望ましい行動をとったときに、子供ならお菓子をあたえるとか、遊園地へ連れて行く、言葉でほめる、などといったことをします。するとそれにより望ましい行動をとるようになってきます。
はじめは
物理的なものから与え、その後、言葉でほめるなど社会的賞賛へ変えていくようにします。

4・嫌悪療法

これもオペラント条件付け法 のひとつです。
この技法は
アルコール依存やシンナー乱用者に適用されている技法で、よくない行動のたびに電気刺激などの嫌悪刺激を与えてその行動を抑制する方法です。 もしくは嫌悪状態に置き、行動をしなかったら嫌悪状態を解除するという方法もあります。

5・社会的スキル訓練法(SST)

対人関係において適切な行動ができるように訓練をするものです。モデリングやロールプレイを行い望ましい行動を獲得していきます 。モデリングとは適切な社会行動を治療者がやってみせて、それを学習させる方法で、ロールプレイとは場面を設定して、役割を演じることです。(例えば場面をオフィスに設定して会社の上司と、新入社員を演じるなど)



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